戦争論のつづきのような論を書きますね。
それは黒船についてです。そうです、あのペリー提督の黒船ですね。
そして吉田松陰です。幕末の志士中の志士ですね。明治維新の立役者中の立役者と言っていいでしょう。
今回はちょっと今仕事中に急に書こうと思ったので短くいきます。
下田で黒船を見た吉田松陰は、黒船に乗り込もうとした。黒船にで米国に連れていってもらおうとしたんです。
これってすごいですね。殴り込みにいったんじゃないんですよ。黒船に乗せてってって言いにいったんですよ、ペリーに。しかもそれは重大な国禁破りですから、死を覚悟の上ですね。
まさに「世界の果てまでつれってって」を地でいくような精神です。
その目的が最終的には西洋列強を排斥する、つまり攘夷だとしても、とりあえず米国見に行くわ、というこの精神、この好奇心がすごいじゃないですか!
そうです、黒船が来航したとき、日本人の中に沸き起こったのは恐怖ではなく、好奇心だったのです。その好奇心の爆発が明治維新へつながったとぼくは見ています。
以前のブログでも今の日本に好奇心が足りないと書きましたが、僕が言っている、国の好奇心とはこういう好奇心のことです。それは必ずしも外国からやってくる必要はないのですが、何か、自分たちがすっかり変えられてしまうんじゃないか、ないしは、変わらないと何かに対応できなくなってしまうんじゃないか、という感触ですね。それはもちろん恐れを伴うでしょう、でもその中心を貫くものはまぎれもない、好奇心だったのです。
まあ、ざっとこういうことを言いたかった。ということで、仕事にもドリます。
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