9/12/2013

沖縄から帰ってきた




 沖縄から帰ってきました。一ヶ月半くらいいました。友達がバイクを貸してくれたので、自由に行動していたら、とっても楽しくなってきました。名古屋に帰って第一印象は、空が青くない、でした。やっぱり沖縄の空は真っ青だったのです。毎日、毎日、青と白のコントラストでした。

沖縄は、小さい子をのんびり育てるにはとってもいい場所だなって思った。毎日海で遊ばせてれば丈夫で気持ちのゆったりした子に育つ気がする。近所付き合いもあって、地域全体でこどもの面倒を見るという感じらしいし。高校くらいになると、内地に行きたくなるかもしれないけど、沖縄の子はたいてい、沖縄に戻ってくると聞いた。本人もいってたけど、やっぱり沖縄が居心地がいいらしい。どういうことろが?と聞くと、時間に間に合わせようと急いでる人がいないところ、みたいなことを言っていた。

そういえば、むかし、会社員をしていて電車通勤をしているころ。人身事故で電車が止まると、おいおいまたかよ、困るんだよ、としか思えない自分に驚いたりしていた。ひとひとりが亡くなっている。でも、そのせいで会社に遅刻するのも面倒だ。そういう感情しか湧いてこなかった。都会は人が多すぎる、ただそれだけのことなのだろうけど。


実家に帰ったら姪が来ていた。2歳の姪は、夜、電気を消して眠れない。正確に言うと、夜中に目が覚めた時、真っ暗だと火が着いたように泣くのだ。だから電気をつけたまま寝たりしている。

ぼくは不思議だなあと思って見ていた。でも、そういうものか、とも思う。でも、いったいどうして夜中に目が覚めて、暗闇だと泣くのだろう。怖いのだろうけど、夜が暗いのは悠久の昔からの自然で、人類はずっと暗闇で眠ってきたはずなのだ。それも漆黒の暗闇で。一万年前の二歳児は暗闇で泣いたのだろうか?

謎解きがしたいわけじゃない。ただ、2歳時なりにいろいろあるんだな、っていう以外さだけだ。幼児なんて、バーーっと遊んでバタンキュー、いちど寝たらてこでも起きない、みたいなのを想像していたからだ。もちろんそういうときも多いんだけど、なんだか気難しい人に相手をしているような気分になることも多い。わけのわからないことで機嫌が悪くなったりするのだ。とってもいじわるだったり。でも、それが悪魔の2歳時と言われる普遍的な現象みたいだし、これからもそうやっていろいろありながら成長していくのだろう。

つまり、暗闇で目覚めて泣いたり、突然むずかったり、わけのわからないことで頑固になったりするのが、幼児の「健全」な状態だということなのだろう。





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