11/19/2011

TPPに思うこと

いま日本ではTPPが議論になっていると聞きます。
で、いろいろ調べたり人に聞いてみたのですが、結論として「よくわからない」と言わざるをえません。たとえば、TPPで医療制度が崩壊するのか、しないのか、という1点を見ても、するという意見としないという意見が専門家の間でも別れており、それをオレが判断するのはちと難しいと言わざるをえません。

つまり、TPPに参加すると日本はどうなるのか、という議論に参戦することをぼくは諦めます。あっさりとあきらめたいと思います。

ではどんな議論ならいちおう仲間に入れそうかというと、TPPに関わらず、医療制度はどうあるべきなのか、という議論です。それも細かい議論ではなく、最低何は死守しなければならないのか、です。

それは定量的ではなく定性的でもいいのです。
たとえば、がんになった人がいま手術すれば直るはずなのに、手術代が出せないという理由でただ悪化するのを待つしかない、そんな人は日本からひとりだって出してはいけないのだ!ということでもいいのです。もちろん、自己責任でがん保険に入っておけばいいじゃないか、という意見だって出てきていいわけです。

まあ、実は医療制度に何ら詳しくないので、いま何ももっともらしいことは書けないのですが、TPPで医療制度が崩壊すると言うときに、では最低守りたいラインはどこにあるのか、という議論が先に立たないと、「崩壊」の意味する所がわからなくなっちゃうよね、ということなのです。

農業の問題もそうで、TPPで農家が食えなくなって、一家離散、自殺者が続出するかもしれないぞ!というならば、そして、国際政治のせいで農家から失業者、自殺者を出すなんてあり得ないのだ、というところを国民の合意とするならば、TPPだけが焦点ではないでしょう。TPPのせいで農家が失業し始めたら、他の対策を練って国内の制度を変えていってもいいわけです。

もちろん、そのあたりを総合的に判断したうえで、TPPはよいのだ、またはよくないのだ、ということなのでしょうが、未来予測を含む綜合判断はやはり相当困難なのではないでしょうか。現に国内で意見が割れているわけです。というか、単に、ぼくは、TPPに参加するとどうなってしまうのか、今だに理解ができないでいるのです。なんか、わかんないんです。
そして、たぶんそれはぼくがTPPにあまり興味がないからだ、と告白しなければならないでしょう。

えっと何が言いたいかわからなくなってきましたが、TPP難しいね、ということと、何がどうなろうと守りたいことは一体なんなのかな?という疑問が湧いている、ということです。

3 件のコメント:

マツダナオキ さんのコメント...

思うにTPPはどうなるかわからない、だけどハンコ押してサインしちゃおうって状態なんだと思う。「部屋探してます。いいのありますよ、詳細は言えませんが今契約しちゃわないと埋まっちゃいます。」でサインする人いる?って話。
国会で議論されたのは一日。国民に向けた説明も一切なし。報道は原発と同じでずっと大本営報道。なるべく、こそっとやりたかったっていうのがありありとわかる。原発と同じ構図だし弱者切り捨て経団連重視。自由化に反対してるんじゃないんだよね。

Unknown さんのコメント...

国会の議論が1日。議論の場がもう機能してないってことだよね。
おれもTPP反対な気分ではあるんだけど、なんというか、もしいまの政府が「TPPは不参加にします!」と宣言したらそれはそれで、どっかの既得権益が何か企んでるんじゃないか、と思わざるを得ない。おいおい、本当に大丈夫か?と。一部の既得権益を守るために国際社会を無視したことやってない?って思う。つまり、もう、なにを言われようと信用できないという痛い状況にあるんだと思う。
そういうことなんだなあ。まいったね。

マツダナオキ さんのコメント...

議論、一日って書いたけど実際、数時間。野田はISD条項さえ知らないと国会で言ったレベル。あと国際化っていうけど、アジア主要国、韓国、タイ、中国、ベトナムは参加表明してないし、カナダもメキシコ等も参加表明してしない。現段階ではほぼアメリカとの二国間協定に等しいわけだからねー。