11/12/2011

バリ島クラマスでサーフィンの大会

クラマスというところで日本のトッププロの大会があるということで行ってきました。

こんな波がありました。実に雄大です。


湘南ではなかなか見れない波です。
そして、上気して楽しそうに波を見ているサーファーたち。
また幸福感がやってきました。こんな日が毎日つづけばいいのにな。あと20年こうしていられないかな。
ぼくがこの海に通い、この海を知り、サーフィンが上達してこの人達のように自由に波と遊べるようになるまでに、5年10年とかかる気がします。そして、それはそれでいいのですが、やはり、ぼくの体力は衰えていくことでしょう。波乗りがうまくなったころには、息がきれる体に。

なんという理不尽でしょうか。
もちろん、そんな悲観的な気持ちでいるわけではありません。50歳60歳の現役サーファーはたくさんいます。彼らのようになればいいのです。ですが、体の力と機動力は確実に落ちていくことでしょう。ただサーフィンが向上していくわけにはいかないのです。
こんなことなら10代からサーフィンに出会っていればよかったな、などと思っても仕方ありません。

自分の意志と無関係に、歳をとり、肉体が衰えていく。死を持ちださなくてもそれだけで十分に理不尽な気がします。こんな誰にでも当てはまるまったく平等で未来永劫変わりようがないことを、どうして悲しいことに感じるのでしょうか。

お聞き苦しいことを聞かせてしまっているのかもしれません。
やはり老いたくはないのです。死は祝福だとしても、老いも祝福なのでしょうか。

しかし楽観的な気持ちもあります。そのときそのときで楽しみはきっとあるだろうからです。
でもしかし、このバリ島クラマスのビッグウェーブを目の当たりにして、いまの初心者のぼくでは到底乗れない波、しかし一度は乗ってみたい波を目の前にして、ぼくがこの波に乗れる日は来るのか、と考えてしまったのです。間に合うのか、と。

いま告白しましょう。サーフィン歴1年に満たない筆者にも密かに夢があるのです。
ハワイ、オアフ島はノースショアのチューブに乗ってみたい。
ということです。そうです、サーファーの憧れ、チューブライドです。

いろいろ聞いてみると、思ったより相当難しいことらしいです。生命の危険もあります。
でも一生に一度は、乗ってみたいなあ。どんな気持ちがするのだろう、と思いながらも、
昨日、海にいったのはいいですが、30分で体力が尽きて砂浜で土遊びをしていたのは、まぎれもない筆者なのです。

まあ、焦らずやってみます。

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