11/19/2011

移動と居住の自由、そして平均からの脱出

ごぶさたです。
ごぶさたの割にはバリ島と関係のない記事を書くことを許してください。
またお金の話なのです。


昨日、今日とどうも体が重く、四六時中眠いので、ずっとベットの上で「おーい!竜馬」を読んだり、YOUTUBEで動画を見たりしていました。
そして、つらつら考えるに、頭に浮かんでくることは、「あーどここへ行きたい」なのでした。つまり、外国(バリから見て)へ行きたいわけです。それはオーストラリアだったり、ヨーロッパだったり、もちろん日本だったりです。行って滞在したい街があり、会いに行きたい人がいたり、感じてみたい雰囲気があるということです。

で、そうなると唯一の問題は飛行機代がない、ということに尽きます。あと、現地での滞在費ですね、滞在費といってもやはり居住費なのです。現地では街を歩いて会いたい人に会えればよく、それほどお金を使わずにいられます。ただ、どこへ行こうと住む場所は必要ですね。

結局金かあ。という気持ちが湧いてきます。とにかく金さえあればいいのになあ。金だけです問題は。あとは何のしがらみもありません。

 ところが、思考を進めると、わかってくることがあります。
ではどれくらいの頻度で外国に行きたいのかというと、まあ年に2回ほど。もっと言っていいなら、年に4回。というあたりです。毎月となるとそれはさすがに無茶を言ってるな、と思えますし、週1で海外となると非現実すぎて思いもつかなかったということになります。

で、その年2回という数字はどのへんから出てきたのかといいますと、やはり、日本での友人たちがだいたい叶えているであろう数字です。つまり、年2回程度海外旅行ができるというのは、経済的に見て、だいたいみんなと同じ、という気分でいられるというわけです。逆にいえば、2年に1回しか海外は行けないよ、となると、それは少々みじめな気持ちになるものです。
それは比較意識というよりも、コミュニティー意識なのだと思います。いまのぼくのコミュ二ティーである友人関係のだいたいのところが、海外に年1,2回というところであり、自分もその一員であるならば、同じくらいのことはしたいぞ、と感じるわけです。

平均からの脱出、というところへうまく論を進めることができずにいますが、でもその発想をしている限り、いつまでたってもお金が足らないと思い続けることになる、という気がしたのです。
それはまた後日きちんと述べます。

ちょっと論を飛ばしますと、で、いま問題となっているのは航空券代と現地での居住費が出せないから行きたい場所へ行けない、という問題なのですが、それを全て自分が稼いだお金で賄おうとすると、収入を増やすしかなく、それはマーケットの仕組みから言って相当困難なことだと予想されるのです。なぜならば、収入、つまりお金は万人がほしがっているものであり、万人がほしがっているものは、マーケット化されるからです。簡単にいえば、みんなが欲しがってるものを、他の人より少し余計に欲しいと思っても、それは相当困難なことだよね、ということです。すごい競争に勝たねばなりません。

ぼくはそこで消耗したくないばかりに、アジアに流れてきたとも言えるわけですから、ここからお金獲得競争に参戦するなどということは、まったくの本末転倒なわけです。

ではどうするか。

ほぼ唯一の解決策は、お金を介在させずに、航空券と居住場所を獲得することです。
お金といっても「自分のお金」を、です。
もっと単刀直入に言えば、仕事してお金を稼いで、そのお金で航空券とホテル代を払うのではなく、航空券と居住場所を直接提供されればいいわけです。
そうなると、お金に比べればまだ競争率が低いといえます。具体的になればなるほど競争率が低いわけです。

もっと解説するならば、たとえば、ぼくが今からカリマンタン島に行きたいとしたら、そしてカリマンタン島への航空券が15万円するとしたら、15万円を獲得するための競争よりも、カリマンタン島への来月の航空チケットの競争率のほうがたぶん低いだろうということです。時期によっては空席がある場合だってあるでしょう。その空席におれを座らせろ、と主張すればいいのです。例えば。

でもそうは行かないのが資本主義、市場経済でしょう。航空会社が、席が空いてるから、あなた、無料でそこ座ってっていいですよ、とは絶対言わないでしょう。
なので、次善策としては誰かから、航空券と居住地を提供してもらうわけです。

そう、回りくどいことを言いましたが、行きたい国の人から呼ばれればいいわけです。すべて準備するからぜひ来てください、と。

もう疲れてきたし、みんなも疲れてきたと思うので、最後にしますが、まあ簡単にいえば、お金を得るだけの仕事をしないで、いろんな国やいろんな人、団体から、来てください、と呼ばれる仕事を目指すのです。そうすれば、競争率のまだ低い戦いができるのではないか、という妄想です。

さて、時間はあります。妄想を続けてみることにします。

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