5/28/2012
シンガポール2
今日もシンガポールにします。
今日は仕事が一段落したあとに、セントーサ島というテーマパークの中にある第二のカジノへ行ってきました。カジノは2つめです。そこで、あっと気づいたことがありました。よく見ると、お客がほぼ全員中国人だ!シンガポールローカルより外国人のほうが多そうだ、いうのは薄々わかっていました。で、勝手に世界中からギャンブラー客が押し寄せて、国際色豊かなカジノと勝手にイメージしていたのですが、よく目を凝らせば、日本人も見当たらないし、欧米人も1人もいません。ぼくが見た限り一人もいません。あれあれ?どういうことだ?あ!にわかに気づきました。ここ、シンガポールのカジノは、中国本土からの観光客を目当てに作られた巨大カジノだったのです。(たぶん)
増え続ける中国の富裕層を当て込んで作られたというところでしょう。その狙いがばっちり当たったのか、中国人のなぜかおばさんが多い、で溢れています。そうか〜。前の記事でぼくは日本人が世界で一番ギャンブル好きなのでは?と書きましたが、即座に撤回すべきでしょう、たぶん世界一は中国人です。行ったことないけど、そういえば映画やテレビニュースやなんかで街角のそこかしこで麻雀卓を囲む光景を見たことがあります。
そして、目を凝らせば、どう見ても中国由来のギャンブルもたくさん並んでいます。カード系は西洋から来た物でしょう、しかしサイコロ系は中国由来なのではないでしょうか。サイコロ系のギャンブル卓もたくさん並んでいます。
あーそうか〜。なぜかひとり納得して、カジノを後にしたのでした。
今日こそは少しお金を賭けようかと思ったのですが、どう考えても散財しそうなのでやめておきました。
ここ、シンガポールでもうひとつ気づくこと、それは人々はあまり英語を話していないぞ、ということです。
地下鉄に乗っていても、聞こえてくるのは英語とは違う言語です。たぶん中国語やヒンズー語やマレー語なのでしょう。どうも英語ではない。いや、これがいわゆるシングリッシュというものなのかな?とも思いますが、やっぱりどう聞いても中国語を話しているようです。
今日も、さっきパン屋でパンを買ったら、なにやら中国語でいろいろ言われて、わからないから適当にうなずいて買い物をすませました。もしかしてシングリッシュで話しかけられていた?でも最後にシェイシェイと言っていたのでたぶん全編中国語で話しかけられていたはずです。どういうことなのでしょうか。パンを買う日本人に中国語で話かける。。店員は英語がはなせないのかな?それともおれが中国系に見えたのか。たぶん後者なのでしょう。
そういえば、カジノに入る時も係員に中国語で何か言われた気がするな。だいたい状況で言われてる内容がわかったので適当にうなずいて流したけど、ぜったいあれ中国語だった。
つまり、シンガポールはぼくが思っていたよりもずっと中国だということですね、たぶん。
そうかー。ぼくはどこか中華系が多いけど英語が公用語のインターナショナルカントリーだと勝手に思い込んでいました。いわばアジア版のアメリカ合衆国、みたいな。でも基本的には中国系は中国語はなしてるみたいですね、日常は。そんな気がします。どうなんでしょう。
でも、変化といえば、おれ、半年前にきたときは決して中国語で話しかけられたりはしなかったぞ。今回はだいたい最初は中国語ではなしかけられる。これは変化だ。つまり、ぼくはどこか中国化したというか、東南アジア化してきたのかもしれません。今日だって服屋でTシャツ買う時に、店員に中国でなんか言われて、わからないから、わからないよ〜って顔したら、なんか店員むすっとして、早口でなんか言ってきて恐かった。もしかすると、うっかり中国語で話しかけられてとまどう日本人に見られていなくて、たんに返事をしない中国系現地人と思われていたのかもしれません。それ、いきなり怒られて恐いから、やめてくださいね。おもえば、頭も丸刈りにしちゃって浅黒く日焼けしてカバンも持たずに歩いてるおれが悪いんでしょうね。
ちょっと面白くてうれしくないことはないエピソードでした。
さて、溜まってる仕事の続きをしなくちゃ。しかしホステルの管理人さんよ、ホステルにいるのにずっとパソコンやってる僕を、観光もいかずに一人で引きこもってるかわいそうな人みたいに思わないでね。じゃっかん、不思議そうに見られているのを背中に感じながらも、やるべきことはやらねばならず、ネットが快適でエアコンが効いてて電源が使い放題なこのロビーが一番仕事がはかどるんだから、しょうがないよね!
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2 件のコメント:
確かに僕がシンガポール行ったときでも、まず中国語で話しかけられてから(通じなかった場合)英語で話しかけられた気がします。
たぶん大半の人は英語が分かるんだけど、まずは(確実に通じる)中国語で話すようにしているんじゃないかと思います。なんといっても人口の80%は中国系なので、中国系の顔つきをしてたら「中国語は確実に通じる」という認識に自然となるんだと思います。
特に年配の人は普段の生活で中国語をメインで使っている人が多く、そういう人が1人でもいると実質家族の会話は中国語メインになってしまうので、中国語の会話が自然になってくるのでしょう。
ただ、若者の場合は「中国語しか話せなかったら仕事がない」ようで、逆に英語しかできない人もいたりするんだとか。
このあたりは香港でも状況は似ているそうです。
「日本人=日本語だけ」という環境で育ってるので、なかなか不思議な感覚ですよね。
そうなんだ、じゃあアジア系=中国語通じる式に判断されてたんだね。たしかに不思議な感じだよね。インド人とかはどうしてんだろう。
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