3/05/2012
いよいよ引っ越し
来週、いよいよ引っ越すことになった。
思えばこのアパートも長く住んだ。4ヶ月かな。仮の住まいのつもりが、他によいアパートがなかなか見つからず、長居したのだ。でも、ちょっと夜中の騒音に悩まされた時期もあったけど、いつの間にか慣れてしまっていた。スタッフもナイスだし、海も近いし、なにげにいいアパートだったように思う。週3回のお掃除までついていた。ある意味、おれには贅沢すぎた。
しかしこれからは、ぜんぶ自分でしなければならない。当たり前だけどね。こんどのアパートは、とりあえずサーフィンできる海が近くなるのと、キッチンがつくのと、お風呂がつく。実はまだ部屋の中見ていない。他の部屋をみただけだが、まあ同じだろう。友人知人の紹介でやっと引っ越すことができそうです。
バリに来ると、情報が思うように集まらない。東京みたいに、ネットをちゃちゃちゃっと調べると何でも出てくる、お部屋だって探せちゃう、というようにはなっていない。口コミしかないのだ。知ってる人に聞き回るしかない。そういうご縁の力が試されるのがバリ生活である。そして、誰を信用するか、というのも重要だ。情報がそろわないのであるから、自分で情報をぜんぶ集めて比較検討、というわけにはいかない。入手できた数少ない情報の中からエイや!と選ぶしかない。そのとき、この人の紹介なら信じよう、乗っていこう、みたいな感じで決めることが多くなって来たように思う。
これは僕にとっては大きな変化だ。ぼくはご縁派ではなく、どちらかというと情報比較検討型の人間だったのだ。と思ってたけど、どうなのだろう?という疑問が今わいたけれども。
まあとにかく、住む地域が変わって少し新しい生活が始まりそうである。楽しみです。
そして今日、毎日通っている日本食屋さんに行ったら、注文する前に「オサシミベントーネ」と言われてしまった。若干はずれていたのだが(今日は焼き魚にしようかと思っていた)、常連になった気がして気分がよかったので、わかってるね〜という顔で「イエース」と言ってしまった。おばさん、ニヤリとした。
思えばぼくも変わりばえのしない人間で、ひとつのものが気に入るとずっと注文しちゃう。よくいくカフェでも、ぼくが指1本をたてるだけで、「コーヒー一杯」という意味になることを2〜3人の店員が把握してしまった。というか、もうコーヒーと言うまえに向こうがOK!と言ってくるのだ。
毎日コーヒーを2杯ずつ飲み続けた成果がここにある。
そんなカフェともお別れかと思うと、少しさみしいかと思いきや、そうでもない。
またいつでも来れる。でもちょっとやっぱりさみしいかな。
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