1/17/2012

片付けられないあなたは

今日はどうも風邪を引いたようで、だるいです。
普段夜更かしの体にむち打って朝からはりきっていったサーフィンで思うように乗れず、サーフィンって難しいな、とひとつつぶやきつつ海辺のワルンで食べたナシゴレンが、にんにくが効き過ぎの油ギトギトの具がほとんど入ってないにもかかわらず、いつもいくワルンの2.5倍の値段が言い渡されるのを目の当たりにしながら、これも海への還元さ、とうそぶきながら、やれやれ感満載で、日焼けのお肌ひりひりの中を家路につくわけですが、そういえば前回来たときにサンダル盗まれて裸足でバイクのって帰ったんだっけ、とこころも少しひりひりしながら帰ろうとしたところに、駐車料金だしな、とおじさんから右手を突き出された日には、もうどうにでもなれという気分になろうかというものですね。今日は熱かったです。でも久々の快晴、やっぱり気持ちよかったです。

で、今回書くのは、もうさみだれ式に書きますが、
ぼくはバリに来る少し前、どうも部屋が片付かず、物も思うように捨てられず、人に勧められた「断捨離」なる本に感銘をうけながらも、どうも実行できず、つぎに実家で見つけた「片付けの魔法」なる本もせっせとメモって帰ってきて、いざ片付けに取り組もうにも、30分で挫折し、ああ、おれは本当に意志の弱い人間なんだ、と嘆きに嘆いていたのですが、いざ、東京の部屋を引き払ってバリ島へ行くことになったとたん、それはそうするより他にないという理由で、なんだかんだいって、所有物がキャリーバック1つと一枚のボディーボード、そしてどうしても捨てられない思い出の品々が段ボール3つほどになってしまったのを今思い出し、そのことを書いておきたくなったのです。

断捨離も魔法も効かないあなたは、海外へ(短期でいいから)移住すればいいのだ!と。

(短期でも)移住となれば、部屋を引き払うことになります。そうするとあなた、部屋にあるモノの数々、あなたどうしますか?実家に贈りますか?送料も馬鹿になりませんよ。トランクルーム借りますか?馬鹿になりませんよ。結局、経済的合理性から、人にあげるか売っぱらうか処分する、という選択をせざるをえなくなります。

そういう経済合理的必然性から、いま文字通り、スーツケース1つとサーフボード1枚がぼくの持ち物のすべてです。

そして、バリ島までくると、欲しい物があまりありません。あるにはありますが、それはMacbook Air(10万円)であるとか、iPhone(7万円)などといった、1ヶ月分の生活費に匹敵するような手の届かないものばかりで、その他物欲をそそるものがあまり売っていません。なので、お金がないのと、欲しい物が売ってないのもあいまって、モノが増えません。

別に自慢じゃなくて、生活の場を移動しただけで、いくらがんばってもできなかった状態になっちゃってる、という事実をお伝えするとともに、片付けでもう何年も苦しんでると言う人、モノが捨てられずにもう何年も自己嫌悪に陥ってるというひとは、一念発起、部屋を引き払う、という行動にでることをオススメするとともに、どうせ引き払うならちょっと海外きてみればいーじゃん、とそそのかしたく思う今日なのでした。

のどが痛いです。

0 件のコメント: