昨日はリョーコの家でホームパーティーにご招待いただいた。
行ってみると日本人の男の人が4人もいた!びっくり。
ひさしぶりに日本人男子を集団で見た。びっくりしてしばらく口がきけなくなってしまった。
でもしばらくしてうちとけてくると、歳も同じくらいで、面白い人たちだということがわかってきた。
ひとりは、バリ島でエコファームをつくっているとのこと。完全オーガニックで野菜をつくるということらしい。炭素循環農法?とかいうのらしい。すごいやる気が伝わってくる。めちゃくちゃ楽しいとのこと。Naturalというファームらしい。こんど遊びに行きますということにした。
もうひとりは、バリで仙人みたいに暮らしていて、お金をほとんど使わない暮らしをしているとのこと。
もうひとりは、日本から視察旅行できていて、エコファームで勉強しにきたとのこと。将来は自分もエコビレッジをつくりたいと言っていた。
もうひとりは、美容師で、お店をやめて次の仕事をする前にバリ島にヨガをやりにきたとのこと。
そういえば。こういう感じなつかしい。
ぼくもちょっと前、いろいろ旅をしていたとき、アメリカのエサレン研究所や、千葉の田んぼや、メキシコの日本人や度や、様々なところで、人生のトランジションにいるひとたちとたくさん会話してきた。それまでの仕事を辞めてとりあえず旅に出たというひとや、人生に疑問があって何かヒントがほしいというひとや、離婚しようか迷っているひと、いろいろ。久々にそのことのことを思いだした夜でした。
そういえば、先日のブログでは、短い日数でバリにくるのはもったいないと書いたが、僕がバリ島に来た初日のことを思い出していた。そのとき、サヌールの静かな静かな海に行き、浅瀬になって向こうの小さな島みたいなところまで歩けるところを、膝まで水につかりながら、そろそろと歩いて、風がぴゅるるーという音や、凧が上空高くはためくのを見ながら、ああ、空が青いなあ、とどこかほっとして、前日までの生活はいったいなんだったのだろう、と不思議な感覚になりながら、静けさを噛み締めていたあの午後のことを。
それだけ、東京とバリの間ではギャップがあったのを思い出していました。こんなところに暮らすという選択肢もあるのか、と、不思議な、ポカーンとした気持ちになったのを思い出す。
もちろん、その後、結局そのちょっと田舎で静かすぎる街には退屈してしまったり、いろいろあるのだが、でも、少なくとも、バリ島初日には、結構なインパクトを受けていたことをリメンバーしていたのでした。
だから、もし、何か呼ばれる感覚などがあるのなら、たとえ3日といえどもバリにくる意味はあるのかもしれない、と思い直したりしていました。空気というのは、やはり、本当に十分距離を離れることでした味わえないものもあるのかもしれません。
とはいえ、おれなどは、もはやバリにもすっかり慣れてしまって、青い空も、海も、なにもどこか退屈な日常の部類に入りかけていたりして、これはいかんな、と思います。でもまあそんなもんでしょう。
きっといろいろなひとに会い、いろいろ、今の自分から見るとなとんでもない生き方や働き方をしているひとに会って、それでもちゃっかり生きているひとにあって、知り合いになること。それがカギなのかも、と思います。そうすれば、そのひとの生き方がどれほど自分の現状とかけ離れていると思えても、そのひとの在り方の1%くらいは自分に入ってきます。自分の一部になるのです。そういうものが飽和したとき、きっとひとはたどたどしい一歩を知らないうちに踏み出すことになるのでしょう。
とうまいこと言ってみる。
ないところにあるものをつくるとき、ひとは協力し合うのだろう。
3 件のコメント:
いつもtakaさんのブログ読ませていただいてます
ありがとうございます^^
とても心にじんわりきましたー
わたしもはやくバリの空気をすってみたいです^^
アヤコファンキーさん、ありがとうございます!
ぜひバリの空を吸いにきてください。しかし焦ることもありません、バリはいつでも夏です!
アハ!
やっぱりtakaさんおもしろいです~^^
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