7/30/2012
マレーシア
いまマレーシアに来ています。なぜならば、それはビザの更新のためです。クアラルンプールです。
そして、例のよって例のごとく、着いた初日にカメラが壊れました。もうあわてません。いつものことです。
ぼくはなぜか、ここぞという旅先でカメラが壊れたり、なくしたりします。
オランダ旅行中などは、たぶんカフェがどこかに置き忘れ、戻ってももうありませんでした。
すごくお気に入りのcanonのコンパクトデジカメだったのです。IXY40というやつです。
おれはほんとに薄くて軽くてかっこよくてお気に入りで、その後継機種よりも断然かっこよかったので、大事にしていたのです。
それをオランダでなくしてしまった。盗まれたのかもしれません。
そして、次の滞在先ドイツで、さんざん悩んだあげく、旅先で写真を撮れないことほどさみしいものはない、という結論にいたり、ドイツはベルリンで泣く泣くカメラを新調したのでした。
そう、普段カメラを持ち歩いたりしない、あまり撮影意欲のない僕ですが、旅に出るとがぜんカメラマンになってしまうのです。
そう、それで、泣く泣くまたキャノンを手に入れて、ドイツ語のマニュアルと、ドイツ標準の充電器と格闘しながら、なんとか使っていたところ、わずか1週間後、こんどはスイスかどこかへ発つ前の空港で、充電中の電池をそのまま置き去りにするという事態にあいなったのでございました。これは泣けた。本当に。
また、泣く泣く充電器を買い直す、という事態になったわけです。
余談が長くなりました。
そんなこんなで、カメラが壊れている私ですが、おなじホステルに泊っている人に、すまないが、ブログに載せたいので、マレーシアの写真ちょうだい!と懇願したところ、かようなよい写真が送られてきたので載せることにします。
これは、誰もが知っているだろう、マレーシアの名所中の名所、ペトロナスタワー!
ビル全体が光ってきれいでした。
一応、ちゃんと目の前まで行きましたよ。
そして、いきなりひとつの感想をつぶやく。
マレーシアの首都、クアラルンプールの、その中でも一番の繁華街、ブキットビンタン通りを歩いていたのですが、ヤナセ、みたいな外車のショールームがちらほら立ち並んでいました。もうぴっかぴかです。東京と変わりません。マレーシアももうこういう国なんだねーと思ってみていましたが、いま、バリ島に長期滞在中のぼくの目から見ると、ヨーロッパ高級外車というものは、クアラルンプ−ル級の大都会でしか機能しないものなんじゃないか、ということです。
ベンツがバリ島を走ってても、いまいちありがたみがありません。なんか土地に合わないというか。
でもクアラルンプールでは、やっぱり目を引いて、真っ赤なフェラーリが2台並んで走り抜けたりすると、おお〜、となぜか羨望の目で見てしまうのです。
それはやはり、クアラほどの大都会になると、その貧富の差と申しましょか、フェラールに乗れる人と、スラムに住む人の対比が目に痛いほど明らかで、どうせなら、ファラーリ側に少しでも寄って行きたいという気持ちになってしまうからでしょうか。
バリ島では、まあましな家に住みたい、とは思いますが、フェラーリを所有してみたいとはみじんも思いません。フェラールではあぜ道は走れないし、サーフボードも積めません。
だから、ひさびさの大都会を歩きながら、ふーむ、なるほど、と何か合点がいくような気がしていました。これは大都会という現象が起きているんだな、と。大都会という現象の中で機能するもの、機能しないものがある。
大都会という現象はきっとマネーが集中していないと起きないのでしょう。
すみません、なんか急に眠いっす。寝ます。
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