3/18/2013

ズボンにご立腹

昨日、ジーンズを買おうと思ってデパートを巡った。こっちはジーンズが高い。というか、それなりに名前を知ってるブランドの服は日本よりずっと高い。たとえば、リーバイスの普通のジーンズが9千円くらいする。高いよね?

で、なんとかお気に入りの見た目のジーンズを見つけて試着してみた。サイズを合わせて、座ってみたりしていたら、だんだん腹がたってきた。

着心地がいまいちなのだ。なんでもう何十年もズボン毎日履いてるのに、着心地がびったりのズボンに出会ったことがない。着心地とルックスの両方が合格、ということね。どちらかだけならある。着心地だけいいズボンなら、ゆったり目で生地がうすいものを買えばいい。サラサラと気持ちがいい。でも、デザイン的にかっこいいのがあまりない。たまに、お!と思って値札を見ると、2万円とかしている。なぜか高いのだ。

で、ジーンズとかならかっこいいのがいくらもあるが、ほぼ、着心地は期待できない。ごわごわするのだ。あれがいやなのだ。昔はそれでも見た目重視でスリムなんてのを履いたりしていたが、もう嫌だ。そこまでがんばれない。でもダサいのも嫌。それでいて、高すぎるのも嫌。となると、本当に選択肢がないのだ。

世にアパレルブランド、ショップたくさんあれど、僕の要求を満たすズボンを作れないとはこれいかに。そんなに厳しい要求してるか、おれ? ユニクロより高くてもいいんだよ。リーバイスくらいのかっこよさでいいんだよ。着心地もシルク並みでなんて言ってない。綿パンくらいでいい。

でも、それが難しいんだってよー。毎日のものなのにね。ちくしょう。同様に、靴もいつだって不満。この靴最高!って靴に巡り会ったことない。こんなに靴があふれているのにね。もう自分で作るしかないのかなー。

世の中は、これからメイカーブームになるらしい。つまり、ネットよりリアル。製品を自分で作っちゃおう!という時代になるという。
それなら僕は服をつくりたいよ。自分の服を。ミシンとか覚えないかんのかな? 高い金はらって特注しないといかんのかな? そこをなんとかならないかな。

なんてことを考え始めています。タイだけになんとかなるんじゃないのか。

大量生産品だから買えている。それが現実なのだろうか。それがユニクロ的現実なのだろうか。庶民はオーダーなんかしてる場合じゃねえよ、ということなのだろうが。

しかし、昨日見た、ALWAYS 三丁目の夕日2 では、ろくちゃんのドレスをミシンで生地から自作していたぞ。思い出せば、こどものころ、お母さんが自分のワンピースをつくっていたような気がするぞ。僕の幼稚園の服とかもお母さんがミシンでつくってくれた思い出があるぞ。あのころは、作れていたんだ。

そういえば、昔はミシンが一家に一台だったが、今はあるだろうか。ミシンの時代に戻ろうじゃないか。でもせっかくの新時代なのだから、一家に一台などとケチなことは言わず、みんなでシェアして、高性能ミシンを使えばいいじゃないか。そんな毎日毎日使わないのだからね。なんてことにならないか、ちょっとしらべてみるぞ。ラジコン自作してる暇あったら、服を自作したいものだよ、ほんとに。おれは怒ってる!



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