記憶シリーズをお届けしよう。もう昨日から今日にかけてずっとパソコンに向かっているので、もう書ける事が記憶の中にしかないのです。
いま浮かんできた記憶は、あれは、たしか大阪から就職のために東京へ出て来た春、それも新人研修ほっかほかの4月のことだったと思います。新入社員の仲間と仲良くサッカーの試合を見に行きました。Jリーグです。たしか前園とかが活躍していたときです。たしか前園がその試合でもいました。
そのとき、小雨の中、その試合をずっと見つめていて、僕の胸に去来した思いは、なんと悔しさでした。その試合は熱い熱い試合でした。みんな歓声をあげていました。でも、ぼくの頭に鳴り響いた声は、しょせんは他人の試合じゃないか!ここはおれの戦場じゃない!ということでした。まだ20代も前半の熱い熱い時代だったのかもしれません。なにがJリーグだ、他人が闘うところを見て胸を熱くしてたってどうしようもない、そんな思いにさいなまれてしまったのです。あれから苦節20年弱、私は自分の戦場で戦っていると言えるのでしょうか。まだかもしれませんが、あのころよりは少しは。
まあいいでしょう、ここダンキンドーナツ、今日はエアコンを入れてもらえなくて、汗がでてきました。じっとり蒸し暑くていらいらしています。そんなモードでいくことにしましょう。
しかし環境とは恐ろしい物で。ぼくがいまヘビーローテーションで聞いている曲はセレーナ・ゴメスの「Love you Like A love Song」です。これをもう繰り返し聞いてみます。どうにも耳に気持ちいいのです。セレーナ・ゴメスとは何者か?知りません。ぜんぜん知りません。ただ、ここダンキンでもバリ島のどこでも何度も何度も耳にするうちに、なんかいい曲じゃん、ということで、ネットで探してyoutubeで聞いているというだけのことなんです。そうです、ご多分に漏れずぼくは究極のミーハーなんです。流行ってる物が好き。それだけなのです。しかし、日本でセレーナがどれほど有名かわからないのですが、これだけは言えます。たぶん日本にいたらぼくはAKB48を繰り返し聞いていたでしょう。それほどまでにミーハーなのです。しかしここバリ島まではAKBが伝わってこないのです。そのぬくもりが。なので、ぼくはセレーナ嬢にぬくもりで耳を温めることになったのです。
これが環境の力です。まるで中学生のころ、そう80年に戻ったかのように洋楽ばかりを聞いています。耳に入ってくるのが洋楽しかないからです。マルーン5、かっこいいですね。アデール、いいですよね。そして何よりお気にいりなはリアーナ嬢です。「Don't Stop The Music」かっこいいですね。映画にもでていました。かわいいです。生意気そうなところが大好きです。
そして、それはどれもこれも日本のTVも映画もマンガもラジオも聞けないというこのインドネシアな環境がつくりだしたニューミーハー現象なのです。
何がいいたいのか、それはわかりません。
おまえらはおまえらの戦場へ赴け、まずはそれだけです。
これはリアーナの話とはぜんぜんつながってないよ。いまもう暑くて混乱しているのです。西日まで差してきました。ちくしょう、こんなところあと5分ででてってやる!
そしてぼくがサーフィンの話ばかりをするのもこのニューミーハー現象なのは言うまでもないでしょう。来たらわかりますが、バリでサーフィンしないほうが不思議ぐらいなものです。とくに男性諸君は。そっちがスタンダードなんです。思えばすごいところです。ただミーハーだというだけで、いつしか三日とあけず波乗りにいくようになってしまうのです。すごい運動オンチでおとなしい女子が、いつのまにか自分のサーブボードをオーダーしてしまう、それがバリ島なのですから。なにしろ他にやることがない!
そして日本にいるあなたは、自分がずっぽりとはまりこみ、自分だけのこだわりと大切にしていることが、日本型のニューミーハー現象にずっぽりはまっているだけなのかもしれませんよ。そのことがわかるのは、他のニューミーハー現象にずっぽりはまったときだけなのですが。。
ぼくはこのミーハー力をつかって、いろいろやっていきたいと思っているのでご協力おねがいしますm(_ _ )m
2 件のコメント:
なるほど、ニューミーハー! 中学生男子がジャンプを発売日に買う、とか!そうゆうやつですね。
あえてそこを否定したがるアンチ・ニューミーハーみたいなタイプもいますし、なんか考えるとおもろいですね。
あ、あとわたしもリアーナ超!すき(←ほんとはこれがいいたかった。
リアーナいいよね! ニューミーハー現象というのは、まあ、ミーハーに輪がかかる現象です。所かわれな品変わるとともいいます。
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