8/06/2012
むー
バリに帰って来てなんか風邪ひいた。
風邪を気にせずサーフィンいったら、久しぶりに流されて、3度目くらいの死ぬ思いをした。
実際はまわりに人もいるしレスキューも見てるから大丈夫なんだけど、自分的には岸に戻りたいのに戻れなくなって超パニック。
なんとか岸にたどりついたときには、頭痛もするし吐き気もするしで、サーファーらしからぬ胎児のような姿勢で砂浜に寝転がっていました。途中、日本人らしきサーファーが会釈をしていく。ぼくは半笑いで体をくの字にしていることしかできませんでした。げーしんどい。気分悪い。体も動きません。水も飲みました。
しかし、ぼくはこの時間を実は少しだけ好きだったりします。体の回復力を信じてじっと待っている時間です。
どこかでわかっているのです体験的に。いまはとんでもなく苦しいけど、1時間もたてばほぼ回復するであろうことが。だからとりあえずじっとしているこの時間。ほんとうは50メートル先の木陰に行きたいのだが、そこまで歩いてもいけないこの状態。だから寝ている。しかし、時間がたてば確実に回復するというささやかな信頼。
そして、30分ほどでしょうか、なんとか歩けるまでに回復し、荷物を置いてある木陰へ。水を飲んで、急にお腹がすいていることに気づきます。ご飯を食べに近くの屋台へ。そして、ヌードルをかきこみます。腹に染み渡る。実にシンプルな肉体です。
とはいえ、やはり、無理がたたったのでしょうか、風邪はひどくなるばかり。すっかり風邪声です。とはいえ、土曜日はまた、緑の畑「ナチュラル」へ遊びにいきました。炭素棒を畑に打ち込みます。炭素棒とは竹のきれはしのことです。それを畑に埋め込むと空気が入るとともに栄養になるとのこと。面白いですねー。
そんなこんなで、日曜日は一日中、寝込んでいたした。
今日、月曜日、ようやく復活の兆しが見え、またダンキンにきて少し仕事。なんとかなりそうです。
今週こそ中級者の波のビーチに行きたいのですが、おっくうでのびのびになってます。
うーん。あさってぐらいに乗り込みますか。
今日はなんとなくyoutubeをまた見てしまう。
三島由紀夫のインタビュー動画など。
三島由紀夫は現代日本を偽善がまかり通っていると見ていたようだ。
もっと真意を知りたいと思う。
そして司馬遼太郎の動画も見ていた。
司馬遼太郎も昭和以降の日本、とりわけノモンハン事件については書けないと言っていたらしい。取材は10年にもわたって行なっていたのに、一行も書けなかったと。書いたら発狂して死んでしまうだろうと自分で言っていたらしい。
どういうことか。
バンドンで、ちょっと衝撃的な壁画をみた。
なんかの記念館かなんかの壁にかいてあった絵なのだが、
調べてはいないが、それはどう見ても、軍刀を持った日本軍がインドネイアの民を斬りつけているような血なまぐさい絵だった。
え?となる。なんでバンドンでこんな絵が??
あれ、インドネシアにとって日本軍はどういう印象なのか?以外と知らないことに気づく。調べてみると、バンドンはオランダの軍司令本部があった場所らしい。日本はそこを占拠した。つまり、なんらかの戦闘はあっただろうし、少なくともバンドンに日本軍が駐留していた。
よっぽど印象が悪いのか。
しかし、それも含めてインドネシア政府の情報操作だという考えもあるみたいだし、まあすぐにはわからないだろう。
しかし、日本人の男として、インドネシアあたりはなんとなく居心地が悪いのは純然たる事実だね。気のせいかな。
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