8/14/2012
バリで何を書こうか
おひさしぶりです。
今日はチャングーというちょっと田舎のカフェで仕事をしていました。
というか、今日はいつもの職場ダンキンドーナツに向かう途中で、んーどうも毎日同じ場所も飽きるなあ、ということで、急遽、スミニャックという場所のカフェにいって2時間ほど仕事して、そこが閉まったのでそのままドライブして、ここにきたという次第です。
ここ2日ほど、日本からきた友達の友達にサーフィンを教えたりなんだかんだで楽しくしていました。はやり人と話すことでいい感じになりますね。いろんな人とおしゃべりしたいです。
バリ島も10ヶ月を超え、ある程度わかってきた感はあります。なにかこの経験をいかしてライフハッカーにオリジナルな記事でも書いてみたいところなのですが、何をかけばいいのかわかりません。
モデムはここのを買え、とか、このカフェで電源つかえるぞ、とかあんまり具体的な事書いてもしょうがないしねー。
でも具体的なことを抜かせば、ただ毎日カフェでパソコンをいじってるだけなので、それは東京のカフェで仕事をしているのと何らからわないわけです。つまり、バリ島で暮らすとこんなにすごいよ!とか、こんな意外なことがあるよ!とか、あんまり感じないのです。まあリゾート地なのですから。
もしかすると、もう一度どこかへ移動すれば、バリ島のことが見えてくるのかもしれませんね。
昨日は、夜の10時も過ぎたころに、明日帰国するという友達を最後の遊びに連れていこうとしているその矢先に、またもやバイクがパンクしてしまいました。コンビニの前でどうしたどうしたといって話しかけてくれたバリ人が、まだ空いてる修理屋さんを探してきてくれまいた。というか、たぶん閉まってる修理屋さんに無理行って開けてくれたんだと思います。バリ人、やさしい人はとことんやさしい、というか、一部のお金にあざとい人をのぞけば、多くは善良なひとたちです。
まあそんなこんなで、一度治ったパンクが走り始めたらまたパンクしたりなどなどしながら、結局パンク修理に一時間ほど費やし、その間、ふたりでバリコーヒーなど飲みながら雑談していました。最後の夜なのにごめんね。。ということですが、これもバリなのです。パンクは日常茶飯事なアクシデント。ほんとの深夜じゃないだけラッキーだったという他ありません。
こういうときはじっと待つしかない。こちらの予定通りにはいかない。それは海と同じです。
サーフィンが癒しにつながる1つの大きな要素は、それは、海が自分勝手だということです。
海はこちらの都合にあわせてくれない。こちらが海の都合に合わせなくてはいけない。でも、海にはある一定のリズムがあって、つまり、満潮、干潮、うねりなどのリズムはあらかめ把握することができますので、まったくのでたらめなわけではない。だから、現地人が明日は波がいいよ、と言ったらだいたい本当に波がいい。でも、やっぱり行ってみるまで実際のところはわからないのです。
そういうものと毎日のようにつきあっていると、ある種の諦観のようなものが芽生えてきます。まあ、あちらに会わせるしかしょうがないし、出たとこ勝負でいくしかない。そこそこ遊べたらめっけものなわけです。(あ、ちなみにぼくはまだ初心者の部類に入るので、上級者はもっと海が読めるのかもしれませんが)
まあ、そんなことも友達になったばかりの友達と話しながら、バリの夜を疾走していたのでした。パンク修理がやれやれ終わって、さあ、出発というときに、友達になったばかりの友達が言いました。
なんだかこの珍道中をずっと続けたい気分だよ。
あ、ほんとだね。とんだ珍道中。でもこのまま眠くなるまで走って、どっかの軒先でどきどき野宿して、そんなんでも全然かまわないよね。
珍道中こそが旅であり、人生であり、そして日常なわけではないでしょうか。
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