4/01/2013

最近かいてないがしかし

ブログ、ご無沙汰ぎみ、すまそ。

なんだか時間がない。昨日はオフィスで知り合ったアーティストがイベントをするというので行ってきた。川沿いのぽっかりとしたスペース。

オフィスのスタッフも何人か行くというので、行ってみることに。でも、みんな仕事で遅れるというので僕だけ先に行ってみた。

ドアを開けると、西洋人ばっかりが40人くらいいて、引く。ホストがテンション高く迎えてくれる。ビールを手渡される。なんでも、彼は日本を回って日本のグラフティーアートの本を作ったのだそうだ。見せてもらったが、すごくかっこいい本になっていた。「落書き」というタイトルがついている。日本のグラフティーはすごいんだぞ、と言っていた。確かにすごいクオリティーだった。渋谷とかにあるらしい。帰国したら見に行こう。

なんとなくひとりぼっちでさみしかったので、いったん外に出てみた。さて、どうしようかな、やっぱりパーティーなんか一人でいくもんじゃないな、とトボトボ歩いていたら、おーいと呼ぶ声。オフィススタッフのひとりが遠くから呼んでいた。今着いたのだという。ふたりで会場へ戻る。

会場どんな感じ?というので、西洋人ばっかりだった、と言うと、そっかあ、じゃあ楽しくないかもね、とささやき合いながら。会場に戻ると、またホストがテンション高く迎えてくれて、いまフードができたところだ、と言うので取りにいく。パスタとサラダとガーリックトーストだった。まあ、おいしい。そうこうしているうちに、オフィススタッフが集まりだした。会場ではなにやらアートな演劇っぽいパフォーマンスが始まっていた。

そんなこんなで最後のほうはほかのお客ともしゃべったりして、そこそこ楽しめた。来てよかった。うっかり帰るところだった。でも不思議な気持ちがしていた。アートの集まりなんて、日本ではまあ行かないけど、バンコクだと、わけがわからなすぎて、うっかり来てしまう。年齢層は以外と高く、30、40代以上が中心といった感じだった。子連れもいた。50人ほどいるお客の大半がアーティストやクリエイターだそうだ。みんなバンコク在住だ。

なんというか、西洋カルチャーのいいところの1つは、こうして、ある程度の年齢になってもパーティーやなんやを普通に楽しむところだね、と思った。たぶん50代、60代もいたはずだ。みんな少しだけおしゃれして、少しだけお酒を飲んで、おしゃべりを楽しんでいた。こういうのはいいよね。なんだか年を取る事がそんなに悪い事じゃない気がしてくるというかね。

一緒にいたタイ人たちはみんな20代とか。それはそれで元気がもらえていいんだけど、やっぱ同年代の中にいるとなんだか落ち着くのも事実だったりする。というか、いろいろミックスしてるのが一番だね。ホスト役のひとたちもそういうのを目指してる、もっとタイ人にも来てもらいたいんだ、と語っていた。ナイスガイだった。

まあ、なんだかんだで、人生それぞれに苦しくて大変だけど、それなりに生活を楽しんでいく、そういう技法がいろいろあるのかなって気がした。少しの工夫でいいのかもしれない。もちろん、パーティーしたって根幹のところの大変さは全然かわらないんだけどね。でもなんだか、そーいうものかな、って気もするね。生きて行くって。

というか、なんだ、もっとさ、気軽でいいんじゃない? って言われた気がしたイベントだった。


2 件のコメント:

クマ母さん さんのコメント...

ひゃ〜今日読めて良かったです^^

「もっとさ、気軽でいいんじゃない」

いい言葉ですね^^♪

Unknown さんのコメント...

なんか、そんな感じがしたんですよ^^