4/22/2013

晴れたね

東京がやっと晴れてくれました。毛布と寝袋にくるまって迎えた朝、窓一面の朝日を見て、うきたちました。嬉しいな。あったかいのはいいですね。

今日は、新宿に免許の更新に行って来たのですが、失効手続きが必要とのことで、試験場に出向かなければならないようです。ああ面倒だ。でも、あと一ヶ月の猶予があるらしく、少し落ち着く。まあ失効してもいいかも、ぐらいのペーパーなんですが。

そして、新宿の人の波に圧倒されて、そそくさと吉祥寺へ帰還。やはり落ち着く。地元感が出て来ている。これまでの一年半がまるでなかったかのような錯覚を覚える。一瞬の夢でも見ていたような、超短期の旅行から帰ってきただけのような、そんな気持ちになる。全部知ってる感じだからか、まだたくさんの友人が住んでいて、ひととおり会ったからか。

そして、いつのまにか使える電源カフェに変身していたエクセルシオールへ。カウンター席に1つづつ電源タップがあり、みんなPCや勉強などしている。いつ来てもほぼ満席だ。

今朝は、久しぶりに井の頭公園を朝の散歩をした。泊めてくれているタクローくんと散歩した。ここは、バリ島に発つ前、毎朝のようにタクローくんと散歩して、語り合った場所だ。お互いに動き出す前のウダウダとした状態にいたあの頃。懐かしく、日だまりの中で思いめぐらした。いったいあの日々はなんだったのだろうか。あれから何か変わったのだろうか。

なぜこんなに居心地のよい吉祥寺を離れようと思ったのだろうか。なんか、思い出せないような感じ。言葉では言えるけど、実感をともなっては言えなくなっている感じ。タクローのほうもずいぶん生活のあれやこれやが変わっているから、なんだかあの日々をうまく思い出せないで、じっと池のほとりでひなたぼっこしていた。

そして、人に会うごとに話すことになる、バリ島、バンコクでの生活ぶりについて、あんまりバラ色のことなど言えず、もっと悠々自適にやってるんだと思ってた、などとがっかりされながら、何か興味深いことでも話してあげたいと思いながらも、とくに口をつく言葉もなかった。

自分自身、なんであれほども長くバリ島やタイにいたのか、そして、東京の楽しさを感じながらもまたタイに帰るのだろうなと思っているのか、わからないでいるのだが、あえて言葉を探すならば、もっとわけのわからない状態になりたい、というおぼろげな願望なのだろうかと思った。

吉祥寺のゲストハウスに仲間と住んで、渋谷のオフィスに通い、金曜日は酒を飲んで週末は本屋と公園を巡る。

バリ島に住んで、朝から夕方まで仕事して、日が暮れるころにサンセットサーフィン。夜は読書。たまに仲間と酒を飲み、語らう。

バンコクのコワーキングスペースで国際的なフリーランスたちと机をならべ、夜9時、遅めの仕事がはけたら、近所の屋台でビールを一杯。つたない英語でたわいない話をする。

どの生活も、それで事足りるような気がするのに、でも何かが決定的に足りないのだった。それは恋人だろうか? それは、一緒に仕事をする仲間だろうか? 親友だろうか? 家族? 出会い? パーティー? エクササイズ? 勉強? やりがい? 刺激? 安らぎ? 夢? 現実? 


いや、足りないわけではないのかもしれない。ただ、いつだってただ不満なだけなのかもしれない。不満でいたいのかもしれない。

とはいえ、今日も翻訳の依頼メールが送られてくる。ほぼ平日は毎朝、送られてくる。ピコンという音をたてて、「本日の編集候補です」と編集者からメールが送られてくるのを見ると、やべ、溜めてる分を早く片づけないと、という焦りとともに、ありがたいことです、とほっとする気持ちがする。まだ出版社の人たちとは顔を合わせたことがない。顔もしらずに仕事を送ってくれる、不思議な足長おじさんのような気がした。でも、今週、会いに行く。









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