4/21/2013

帰国の洗礼

いま、ジャパンからの手痛い洗礼を受けています。まず、なんだこの寒さは。あったかい服など持ち合わせていません。毎日震えています。今日は友人にダウンジャケットを借りてきました。なんとかそれで一息。春のぽかぽか陽気を期待していた僕には、まるで日本が歓迎してくれていないと感じてしまいました。

とはいえ、やはり友人たちと会い、語らうのに勝る楽しい事はありません。あーーたのしいなーーー。日本はやっぱりいいな!

ところが、そんな今なのに、僕は風邪を引いてしまいました。しばらく風邪なんてひいてなかったのに。たぶん微熱かなんかあるのでしょう、頭がぼーーっとしています。なんだよ、こんなに毎日友達に会う日々なんてそうそうないのに、なんでよりによって風邪ひくんだよ、と自分の体を叱責したいところですが、調子に乗って何時間も水かけなんてやってたのはお前のほうだろう、と言われて返す言葉がないのです。

ソンクラーーンの後は風邪を引きます。みなさん、気をつけて!
そんなこんなでぼくは、本来なら寝ていたいところを、重い体を起こし上げて、今日も友達に会いにいく。そしてもちろん、カフェでお仕事にいそしむ。ふう。喉が乾き、トイレが近いです。風邪です。

ということなので、とりあえずあんまり予定を詰め込むのをやめにしました。すでにある予定をこなすので精一杯です。なので、しばらく待ってくださいね。5月に入る頃には、体調も取り戻してるはずです。しかし、寒いぜ。

久しぶりの日本、居心地のよさがはんぱないので、思わぬ長期滞在になるかもしれません。もちろん、諸条件が許し合えば、ですが。。

しかし面白いものですね。一年半前、東京からバリ島へ飛んだとき、夜の便で到着し、朝、静かで真っ青な海に連れていってもらって風の音を聞いたとき、視界に収まりきれないほど広い青空を見上げたとき、ああ、おれは、疲れていたんだな、東京で、としみじみ思ったものでした。東京は物理的にも精神的にも慌ただしすぎたんだ、としみじみした。ところが、いま、逃げてきたはずの東京に戻ると、こんなに楽しい場所ある?ああ、おれは海外にいて、さみしかったんだな、もっとこうやって友人たちと毎晩、語らいたかったんだな、などとしみじみしてしまったのです。

もしかすると、どちらが良い悪い、どちらが自分に合ってる、あってない、ということではなく、ただ、移動するとしばらくは楽しい、というだけのことかもしれません。いま東京が懐かしくて新しい場所に感じられていますが、2週間後はどうなのか。それはわかりません。

といいながらも、今日は古巣の仲間たちがお好み焼きを焼いてくれるというので、そそくさと行ってきます。たぶん、ソファーでぐったりすることになるのですがね。カフェで3時間くらい仕事してたらもう頭がぼうっとしてきました。

しかし、物価はほんとに高いね東京! 財布を開くたびに、ああいつまでも日本にいると大変なことになるぞ、と危機感が襲ってきます。早くアジアへ逃れなければ。。

どこへいってもお金の苦労から逃れられない、そんな日々です。疲れます。でも、まあ、とりあえずは生きております。




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