4/10/2013

結局なんとか

今日は、記念すべき、人生で2冊目の洋書を読了した。日本語で「クローディアの秘密」と題する児童書だ。7割くらいの理解だが、面白かった。ちょっとうるっときた。英語の本でうるっとくるのって、なんか新鮮だ。

しかし、2冊目でわかる通り、僕は洋書を読むのがすごく苦手だ。翻訳を一年やってるのに、本は読めない。新聞も読めない。なんか別のことらしい。でも、なんとか洋書を読めるようになりたいと一念発起して、数々挫折してーの、やっとたどり着いたのが、薄い薄い児童書だった。友達に、いいよ!と教えてもらった本だが、たしかに良かった。

まあ、春だし、なんだかちょっとだけ気分がよくなっているようだ。タイではまったく気候がちがって、いまはむしろ真夏なのだが、それでももはやDNAに刻まれているのか、春がきたんだな、って感覚に少しなっている。日本から入って来る情報のせいかもしれない。

今日、タイの昔話を教えてもらった。嫉妬深い娘と、腹違いの気だてのよい娘の話だ。嫉妬深い娘が意地悪なことばかりをする。でも、最後は気だての良い娘が幸せになるというハッピーエンドらしい。タイ人たちはどんな昔話を聴いて育ってきたのか、にわかに興味がわいた。タイ語はまったく読めないので、タイ語の絵本を読む、あたりを今後の目標にしてみようか。

最近、なんかふと、「利益団体」を作りたいと思い始めた。というのは、夜な夜なインタネットを徘徊して、いろんな人の世直し論を聴き過ぎて、正反対の意見をいう専門家やなんやで頭が混乱してきて、結局、何がいいやらよくわからん、という結論に至る。

どういう日本になれば、人々が幸せになれるのか。ひいては俺が幸せになれるのか。それが見えない。短期的よくても長期的に悪いとか、いろいろいろいろ考えることはある。だから、もうわかんないから、自分と自分の知り合いだけがハッピーになるように助け合っていけばいいんじゃないか、って思うようになった。

とりまそこに力を集中したほうが。でも、じゃあどうすればいいかはわからなかった。ただ、そう思った。身近な人だけが幸せならそれでいいかも、って。とりあえずはね。というか、まあ、不特定多数にとって何がいいことなのか、わからないからさ。体感的にわかる範囲で考えていけばいいやんね、ということで。

というかね、サーフィンしたい。もうバリ島も乾期になった。いい波来てるはず。海に浸かりたい。最近、不健康だと自覚がある。体がバリバリだ。海に浸かってわーーって言いたい。サーフィンしてるときは、知らずと大声だしてた。キターーーとか、言ってた。ふう。でも総合的にはバンコクのほうが心は安定しているみたいな気はする。毎日あいさつする人々がいる。それだけで少し気分が定まるし、週末にひとりで街や本屋をうろつくことができる。それも必要。

なんか、気がついたらまたオフィスに俺一人になっていた。もう夜の9時になるのだ。なんというか、人生何があるかわからないようで、きっちり自業自得だったりもする。とにかく、晩年に、死ぬ間際に、「結局なんとかなったなあ」と言って死にたいものだ。









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