バリダンスでダンサーがトランスした直後の映像です。
叫んでいるのがトランスしたダンサーです。
会場は騒然としているように見えますが、実際はパニックとかではなく、みんなうれしそうに興奮しています。よくあることで、この日だけでも8人がトランスしたそうです。
みんなが一斉に動き出しているのは、トランスしたダンサーをお寺に運び込んで儀式を行うのを見にいくためです。観衆もトランスしたダンサーをほれぼれした感じで見ている気がしました。
ハッピーな映像だと思うので躊躇なくアップいたしますw
はっきり言って、これに立ち会って軽いショックを覚えました。
トランスしてしまう、つまりは意識がぶっとんでしまうことが、これほど当たり前に受け入れられ、ある意味喜ばれている文化がまだここに確かにある、ということに。
トランスしたダンサーをはたから見ていると、ただの気が狂った人にしか見えません。奇声を発して叫んであばれているのですから。日本なら即刻病院送りでしょう。
でも、文化の中で安心してトランスできるって、正直うらやましい、という感情さえ湧いてきました。
すごい練習して、みんなのまえでダンスして、音楽に酔い、ダンスに陶酔して、気がついたら意識がなくなっていた、ってすごいですよね。
ここまで行くのにドラッグをやる必要もないのです。
怖いけれど、一度くらいはダンスしながらトランスしてみたいな、と正直ちらっと思いましたね。
こういうトランス状態を、文化の中にきちんと含んでいる文化はやっぱり豊かで人間らしいな文化といえる気がしますね。
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