6/28/2012

コマネチ


やっぱり一番偉大なギャグはコマネチだという結論にいたった。

「そんなの関係ねえ」を見たときはなにか心が浮き立つものがあったし、新しい!って感動したけど、今はもう何とも感じない。飽きてしまえるものだった。
しかし、コマネチは違う。
これは何度やっても毎回味わいが違う。第一、意味がわからない。でも、やるとどこか気持ちがパカっと開く。それが偉大なギャグなんだとわかる。までに30年を要したのか。

ぼくの中に、コマネチのバリエーションが少なくとも25個くらいはある。どれが出るかは出た後になるまでわからない。それがコマネチだ。片手でもできるし、今ではバックハンドでもできる。背面でもできるし、ファイクも学んだ。でもまだ、新しいコマネチを開発できる気がしてならない。なによりそれがコマネチが偉大なギャグであった証拠といえるだろう。ビートたけし、おそるべし。

そういえば、以前エジプト帰りの友達が、エジプトでいきなりエジプト人に「コマネチ!」されたよ、ビックリした。と言っていた。コマネチは海を越えている。

コマネチを聞いてくれる人が側にいないと、ぼくは苦しくなる。いまのところ、コマネチをきいてくれる新しい友達ができていない。それがさみしい。うちの家族のように全く無視をしたってかまわない、ただそこにいて聞いていてくれればいいのだ。

今日はなんだか新しいコマネチが出そうな気分なんだ。今日は。

0 件のコメント: