4/13/2012

波に乗れなくて



今日は久しぶりに海に行けた。
ここ一週間ばかり、なんやかんやでまともに波乗り行けてなかったのです。
今日、行ってきました。
しかし。。波が小さい。しかも人がたくさん。波があんまりないときは、波とり競争になるので、いやです。なんか緊張するというか、おれこれ乗っていいのかな?みたいに毎回ヒヤヒヤします。まだサーファーのルールを把握してないのです。

今日は1時間ほどやったけど、1本も乗れず。しかもぜんぜんこれからというときに乳酸の洗礼を受けてしまいました。パドリングができなくなったのです。うでが疲れて。。
残念。。やっぱり休みとだめなんだね。ちょっとまえなら乗れたはずの波にどうしても乗れない今日でした。

そして、海で友達になったバリ人の男の子と再会。この子も貸しボード屋で働いているということで、う一緒に海からあがってちょとお話。日本語がなかなかうまい。日本に3年間いたとのこと。

そして、この子も日本人の彼女がいるとのこと。ここらへんの貸しボード屋の兄ちゃんはみんな日本人の彼女がいるんじゃないか?という勢いです。ほんとに。日本の女の子、世界を楽しんでいるんだなあ。なんか悔しい気持ちになりますね。おれも日本の男としてがんばらないかんな、となぜか武士のように思う。もっと世界を楽しまないと、いかんよね。がんばろうぜ、日本男児よ。

で、日本にいってきたバリ人はみんな僕にやさしいです。日本での体験がよかったんだろうね。日本人はやさしい、と言っていた。日本人ってやさしいんだね。話しているとこどもが来た。そういえば海でみた顔だ。7歳と9歳のローカルサーファー。めっちゃくちゃうまい。どれくらいうまいかというと、波の上で360という技をきめるために、わざとサーフボードのフィンをはずしている、というくらいの腕前だ。この事実がわかりますか?波に乗りながらサーフボードを360度水平に一回転させるのです。そうやって遊んでいるんですよ、この子たちはまったく!

そしたら、中国系の顔立ちの男の子としゃべっていた。フィリピン生まれ、オーストラリア在住だという。バリにはバケーションで来たと。お父さんが台湾出身ということだ。その子が胸に「勇」と入れ墨してて、かっこいいね!というと、照れていた。アジア系は照れる。
その字の意味知ってる?と聞くと、なんと知らない、とのこと。友達にすすめられるままに入れたとのこと。いちおう意味おしえる。
その男の子、ぼくは日本文化が好きなんだ、という。アニメかな?と思っていると、シントーということばが出る。神道が好きだと。仏教徒か神道が好きらしい。日本のフィロソフィーが好きなんだ、と言う。そして、フラワーの話をしてくれた。お花ね。お花が咲いて、枯れて土に帰って行く。そういう哲学が日本の哲学でしょう、と言ってくる。おれ、それ始めて聞いたな。でもなんとなくわかる気がする。そうだね、初めてきいたけどそれは確かに日本のフィロソフィーだね、と言っておく。無常ということだろう。諸行無常だ。日本の無常観に共感するフィリピン人の若者がここにいる。面白いな〜。世界は広いなあ。ちなみにフィリピンはキリスト教カソリックだそうです。

ビールをおごってもらってしばし談笑。この子、ほんとに日本に興味があるらしく、ぼくと話したがっていた。なんかうれしい気分。そして気がついたらすっかり日が暮れていた。となりで9歳の男の子がぶすっとしていた。貸しボードの兄ちゃんと一緒に帰るために待っているとのこと。ごめんごめん、ということで解散。今日、また少しバリの楽しみが増えた気分だ。こんどその子がちびっ子サーフィン大会に出るらしく、見に行くよ!ということになった。

ということではあるが、やはり、一本も波に乗れなかった日はどこか欲求不満だ。なんかスッキリしねえ。明日リベンジしないと。そして波乗りを日常化しはじめてから、起きてる時間が12時間くらいしかない自分に気づいた。いま夜の9時半、もうがっつり眠い。夜中に一回起きたりするけどね。

つーか、なんつーか、何にもしてないのに一日が終わっちゃう。あっけないもんだね。

0 件のコメント: