4/12/2012

ウルワツ〜大人になったら



昨日は、日本から来ていた友達とウルワツという世界的なサーフスポートに行って来た。一応ブギーボードを持っていったのだが、さすがに怖じ気づいてしまいました。あんな遠くまでいけないよ。。

ここは面白い場所で断崖絶壁に取り付くようにたくさんの食堂やサーフィショップが所狭しと並んでいます。お店を伝うように崖の階段を下っていくと洞窟があって、洞窟に中から海へゲッティングアウトするわけです。一緒にいったばりばりのサーファー君は3時間乗ったあと、満面の笑みで戻ってきました。すごく楽しかった!ということです。いつかはこの波に乗ってみたいものです。しんどそうだから今はいいや。

欧米人達、楽しそうだな。世界中のサーファーが集まって賑やかです。なんか美男美女が多いのは気のせいかな。サーファーガール達がこんなにきれいだとは思わなかった。お腹ポッコリのおじさんサーファーたちもみんな楽しそうにしています。おれ、この仲間にまじりたいのかな?なんか遠い現実に思えてピンとこないのですが、いくつになっても波乗りで楽しそうな笑顔してられたらいいんだろうなとは思った。


そしてどこにも増して夕日がやばかった。太陽が丸すぎてUFOが墜落してんのかと思った。ここウルワツがあるバリ島最南端の半島は、ぼくはなぜかお気に入りの地域です。何にもないんだけど、バイクで走っているとこどもの頃の記憶がぱしぱしと蘇ってくるのです。それも7歳〜12歳くらいの記憶かな。夏休みの記憶というかね。「大人になったら」ってぼんやり考えていたころの記憶です。大人になったら。ぼくは何を思っていたのか、うまく思い出せません。思い出すのは、よく卒業文集とかで将来なりたい職業、とか書く時に、何も浮かばなくて困ってた記憶です。クラスメイトが警察官とか消防隊員とか書いている時代です。おれ、別にそういうのなりたくないし、他になりたいものないし。。苦し紛れにボクサーとか書いた記憶があります。もちろんなれるともなりたいとも思っていなかったはず。ただ、なったらどういう気分なんだろうな、みたいな漠然とした気持ちだったように思います。

今でもハッとすることがあるんです。今でもたまに油断すると、大人になったら、って考えているときがあるんです。大人になったら何をしよう?大人になったら何になろう?みたいな。
おまえ、十二分に大人だろうが!って自己突っ込みが入るわけですが、ふとそういう風な気分に浸ってるときがあるんです。でも昔に比べるとずいぶん減りました。

そして、あの20代のころのガツガツとしたエネルギーを思い出したりします。あの頃はどうしてあんなにエネルギーがあったのだろう。何者かになろうと必死にもがいていたと思います。しかしそこには絶え間なく湧き続けるエネルギーがあった。しかし、そのエネルギーはどこか負のエネルギーを帯びていて、ねばならない、ねばならない、と焦るように生きていたように思います。いまはちがうという意味ではありません。もう何十年も焦りっぱなしの人生です。

さて、先週今週は日本から友達が2組来ています。それぞれ別の用事での来バリですが、やはり友が訪ねてくれることはうれしいものです。世界から来る友達が長期滞在できるようにゲストルームのある家に住みたいな。そう思いつつもう何年も過ぎてしまっています。これはお金の余裕の問題なのでしょうか、それとも心の余裕の問題なのでしょうか。そういうことも考えつつ、今日も友達を送り出すのです。ちょっとさみしいです。


大人になったらラララをしよう。大人になったらラララ

1 件のコメント:

hatomaria さんのコメント...

>世界から来る友達が長期滞在できるようにゲストルームのある家に住みたいな。

これわたしも同感です〜
出来たらどんなにいいか。